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提供エリアは東京/名古屋/大阪の一部地域
ドコモ光10ギガプランは、東京/名古屋/大阪の戸建限定で提供されています。
提供エリア | ||
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NTT東日本エリア | 東京都 | 大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区・目黒区・中野区・品川区・狛江市・調布市・三鷹市の一部 |
NTT西日本エリア | 愛知県 | 名古屋市 |
大阪府 | 大阪市 |
今後、提供エリアはどんどん拡大していくハズですが、2024年4月現在の対応エリアは上記都府県となっています。
なお、ドコモ光10ギガプランはアパート・マンション非対応なので、集合住宅に住んでいる方は対応するまで待つ必要があります。
ドコモ光10ギガプラン、マンション対応はいつ?
ドコモ光10ギガプランは戸建のみ対応で、提供エリア内であってもアパートやマンションといった集合住宅では利用できません。
速い回線にしたい人からすると「ドコモ光10ギガ、いつマンション対応するの…?!」とヤキモキするかもしれませんが、ドコモからも10ギガプランのマンション対応予定については何も公式アナウンスされていないのが実情です。
そのため、マンションに住んでいて「速いネット回線にしたい!」という方の場合は、ドコモ光10ギガプランが対応するまで待つか、ドコモ光以外の速い回線(例:下り最大2GbpsのNURO光)を検討するのが良いかもしれません。
速い回線速度に定評のあるNURO光なら戸建・マンションの両方に対応、提供エリアもドコモ光10ギガプランよりも広い(現在、NURO光は北海道/関東/東海/関西/中国/九州地方(一部地域を除く)に対応)ので利用しやすいでしょう。
なお、速度に定評のあるネット回線については、別記事「本当に速度が速いネット回線TOP3」にて解説しているので、興味のある方はあわせてご覧ください。
料金プランはタイプA・タイプBの2種類
ドコモ光10ギガプランを契約する際は、「プロバイダ」という会社を選択する必要があります。
プロバイダとは、ドコモ光を接続するのを手助けしてくれる「接続事業者」のことです。
プロバイダ次第で、ドコモ光10ギガプランの月額料金は月額200円差が出ます。
プロバイダ名 | 月額料金 | |
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タイプA | ドコモネット ぷらら GMOとくとくBB アンドライン hi-ho |
2年更新型定期契約6,300円 ※定期契約なし7,800円 |
タイプB | BBエキサイト アサヒネット |
2年更新型定期契約6,550円 ※定期契約なし8,000円 |
対応プロバイダと月額料金について
上の表のとおり、タイプAのプロバイダを契約すると、2年更新型の定期契約で月額6,300円となり、タイプBのプロバイダと契約すると、2年更新型の定期契約で月額6,550円となります。
タイプAのプロバイダの方が、タイプBのプロバイダよりも月額200円安くなる計算です。
セット割は、ドコモのギガプランに対応
ドコモ光10ギガプランでは、ドコモの携帯・スマホとのセット割が適用できます。
家族もドコモなら、ドコモを契約している家族人数分セット割が適用でき、さらにお得になります。
・「ドコモのギガプラン」の場合
最大1,000円×家族人数分、スマホの月額料金から割引
・「カケホーダイ&パケあえる」の場合
100円~3,550円割引
10Gbpsプランのデメリットを解説
ドコモ光の10ギガプランは、従来のプラン最大1Gbpsの10倍の速さを、月額料金は10倍も出さずに使えるので便利さだけしか感じにくい方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、10ギガプランにデメリットは無いのでしょうか?
ドコモ光の10ギガプランを契約する上で注意したいデメリットについて調査してみました。
デメリットその1:月額料金が900円高くなる
ドコモ光の10ギガプランは、従来の1ギガプランより月額料金が高く設定されています。
1ギガプランは月額5,720円なのに対し、ドコモ光の10ギガプランは月額6,300円…と月額900円高い計算です。
理論上で言うと速さは10倍ちがうのに対し、料金差が900円ですので、考え方次第でデメリットとのメリットとも考えられますが、月額900円差を1年で計算すると10,800円差となります。
デメリットその2:10ギガ対応の無線LANルーターが必要
ドコモ光10ギガプランを利用する場合は、10Gbps対応の無線LANルーターを用意しておく必要があります。
今まで、ドコモ光の1ギガプランで利用できていた無線LANルーターがあったとしても、10ギガ対応のルーターを用意しないといけません。
なお、10Gbps対応の無線LANルーターを購入することも可能ですが、月額550円でレンタルすることも可能となっています。
10Gbps対応無線LANルーターレンタル料金 月額550円
※年間6,000円
デメリットその3:ドコモ光1ギガから10ギガへの料金変更は工事料が必要
従来のドコモ光1ギガプランを利用中の方の場合、ドコモ光10ギガプランへの変更には、工事料18,000円が必要となります。
設備状況によっては、7,600円になる場合もあるそうですが、いずれにせよ同じドコモ光でも、1ギガプランから10ギガプランへの変更については、工事料がかかると理解しておくのが良いでしょう。
デメリットその4:プロバイダ独自特典・キャンペーンがない
ドコモ光10ギガプランは、提供エリアや導入できる建物が限定されていることもあって、プロバイダの独自キャッシュバックなどはありません。
1ギガプランであれば、例えばGMOとくとくBBなら20,000円キャッシュバックを受け取れますが、10ギガプランの場合、特に何ももらえません。
「せっかく契約するなら何か欲しい!」という場合は、別記事「ドコモ光の宇宙一高額なキャッシュバックを超解説!」で解説しているような、1ギガプランのドコモ光特典・キャンペーンを検討しても良いかもしれません。
まとめ:【大解剖】使わなきゃ損?!ドコモ光に新登場した10ギガプランとは?
この記事では、ドコモ光10ギガプランについて、提供エリアや料金、契約する上でのデメリットについて解説しました。
提供エリアについは、まだまだ局所的で、日本の中でも対応しているのがごく一部の地域だということ、また対応する建物についても限定的で、集合住宅(マンションなど)不可、一戸建ての対応ということが分かりました。
料金については、これまでの1ギガプランより毎月900円高く設定されており、考え方次第ではありますが、従来の10倍の速度が、+900円で使える…とも言えるでしょう。
10ギガプランの注意点・デメリットについては、これまでの1ギガプランで利用できた無線LANルーターは10ギガプランでは使えず、毎月550円でレンタルするか、Amazonなどで10ギガ対応無線LANルーターを新しく買って準備することが必要だと言えます。
また、従来のドコモ光1ギガプランで光電話を契約していた方は、10ギガプランには今現在光電話が対応していないので、その点も注意しましょう。
いずれにせよ2024年4月現在時点では、ドコモ光10ギガプランはエリア・建物種別などが限定的であるため、まだまだ契約するには早いかもしれません。
速度をもとめてインターネット回線の乗り換えを考えている方には、下り最大2GbpsのNURO光や、サポートも良心的で速度にも定評のあるauひかりが、当サイトとしてはオススメいたします。