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動画がカクカクして全然見られない…!
通勤・通学中の電車内では、スマホで動画をみている方が、最近はとても多くなりました。
しかし手軽で暇つぶしになる反面、「動画がカクカクして、全然見られない!」と、イライラする経験をお持ちの方も多いと思います。
動画がカクカクしたり、画面が真っ暗になって固まったり、音声と動画がズレていたり、画質が悪くかすれる…などの不便な状況は、誰もが「1秒でも早く解決したい!」と思う場面です。
この記事では、スマホを使っての動画視聴を想定して、動画が快適にみられない原因とその対処方法をまとめました。
動画がカクカクする、止まる…その原因とは?
動画がなかなか読み込まれない、画面が真っ暗になって固まる、カクカクして見づらいなど、動画がスムーズに見られない原因は、主に3つ考えられます。
原因1. スマホのメモリ不足
原因2. ブラウザや動画アプリのバージョンが古い
原因3. 通信制限がかかっている
原因1. スマホのメモリ不足
メモリとは、データを一時的に記憶するスペースです。
スマホで動画をみる時は、このメモリに動画を記憶させることになりますので、メモリが十分にある状態が必要です。
つまりスマホのメモリが足りない場合に、動画がカクカクしたり、止まったりする症状が起きるのです。
メモリをすっきりさせ、動画だけを閲覧する状態にすれば、解決する可能性が高いとも言えます。
1.再起動
2.他のアプリを終了する
3.ブラウザのキャッシュをクリアする
4.使わないアプリを削除する
原因2. ブラウザや動画アプリのバージョンが古い
動画を開いているブラウザ(例:GoogleChrome、safari、Firefoxなど)が古いバージョンのままだと、そもそも見られない可能性があります。
例えば動画共有サイトのYouTubeは、HTML5形式に対応したブラウザが必要です。
万が一、HTML5に対応していないブラウザの場合は、別ブラウザのインストールが必要です。
また、動画の専用アプリを利用している場合には、アプリのバージョンが古い可能性が考えられます。
1.ブラウザを最新版にアップデートする
2.アプリを最新版にアップデートする
3.別のブラウザで試す
1. 通信制限が解除されるまで待つ
2. 追加データを購入して、通常速度に戻す
3. 駅や空港などの無料Wi-Fiスポットで動画をみる
4. 職場のWi-Fi環境に接続して動画をみる
5. 無制限のポケットWi-Fiを導入する
iPhoneやandroidなどのスマートフォンは、月額制のパケット定額プランに加入している方がほとんどだと思います。
主要なdocomo、au、SoftBankの3キャリアとも、「1か月に●GBまで使用できます。」という風に、プランごとに通信データ量上限があります。
月間もしくは直近3日間で規定の通信量を上回ると、最大128kbpsの速度まで低速化されてしまいますので、その通信制限がかかっている場合、動画が読み込まれず見られない可能性が考えられます。
経験済みの方もいらっしゃるかと思いますが、通信制限になってしまうと、LINEやインターネット検索すら満足にできない状態になります。
ちなみにLTE回線速度は100Mbps程度、低速化された状態の128kbpsとは、単純計算で781分の1の速度です。
これは、「電話しか通信手段を持たない状態になる」といえる、とても不便な状態だと言えるでしょう。
速度制限された状況やキャリアによって、解除までの時間が異なります。
docomo、au:
1か月あたりのデータ通信量超過の場合、翌月1日に解除され、直近3日間のデータ通信量超過の場合は、制限開始時~24時間後に解除されます。
SoftBank:
請求月の締め日まで通信制限されます
docomo、au、SoftBankとも、1GBあたり1,000円で追加データ(パケット)の購入ができます。
docomo 128kbps通信解除
au データ容量をいつでもチャージ (購入)!
SoftBank 所定データ量を超えた場合に通常速度へ戻す方法
そもそも移動中に動画をみるのは非効率的?
移動中にデータ量の重い映画などを見続けると、月額制の通信量を大量に消費してしまうことが考えられます。
auによると、1GB消費するまで目安は、auビデオパスなら約2時間半相当ということです。
たとえば、毎日片道1時間の通勤中に、auビデオパスで映画をみると仮定します。
月20日間通勤の場合、合計40時間映画をみることになるので、単純計算で1か月に16GBのデータ量が必要という計算になります。
ただし移動中の通信環境が悪い場合や、閲覧する動画の種類によっては、さらに通信量がかかることも考えられますので、そもそも通勤中に動画をみるのは、月額制のデータ通信環境には適さないと考えられるのです。
ちなみに、主要なdocomo、au、SoftBankの3キャリアとも月20GB、30GB
プランを発表していますが、20GBは8,000円、30GBは10,000円と、かなり強気の高額料金が設定されています。
スマホやタブレット専門のMMD研究所が行った市場調査では、スマホの平均月額料金は6,823円ということですので、データ通信料だけで月8,000円以上かけるのは、あまり経済的ではないと言えます。
また自宅で利用できる光回線の場合、データ通信量・無制限で月額5,000円程度が相場ですので、どう考えても大手3キャリアの大容量データ通信プラン(20GB、30GB)は、値段が高すぎると言わざるを得ません。
移動中に映画をみるのなら、そのようなキャリア通信プランを高額にするよりも、出かける前のWi-Fi環境下でダウンロードしておくのが、より賢い選択だといえるでしょう。
動画配信サービスによっては、ダウンロードに対応していないサービスもありますので、詳しくは以下の対応状況をご参照ください。
作品数 | 月額 | DL機能 | |
---|---|---|---|
Netflix | 非公開 | 702円~ | 〇 |
Amazonプライムビデオ | 26,590本 | 400円 | 〇 |
Hulu | 50,000本 | 1,007円 | × |
dTV | 120,000本 | 540円 | 〇 |
U-NEXT | 120,000本 | 2,149円 | 〇 |
ビデオパス | 10,000本 | 607円 | 〇 |
※「12万本以上」などと記載されている作品数は、「以上」を省略しています
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