インターネット回線を契約しようとすると、一般の人には分かりづらい専門用語や単位が使われていることがよくあります。
「1Gbps?758Mbps?どっちが早いの?」
「ネット回線の上りと下りって、何?」
私自身、インターネット回線のサポートや営業を始めたときには、パソコンすら持っていなかったので、↑このようにインターネット業界は分からない言葉だらけでした。
しかし今では、『インターネット回線を選ぶときに上り下りの意味や、速度のちがいをきちんと理解している方がいいな』と思っています。
この記事では、自分にぴったりのインターネット回線を選ぶために、それぞれの言葉の意味やちがいを説明しています。
目次
インターネット回線の上りとは?
インターネット回線で『上り(のぼり)』とは、データをアップロードする速度のことです。
自分が作成したコンテンツを → インターネット上に発信するときに使います。
具体的には、動画をYoutubeに投稿したり、メールを送信したり、Twitterでつぶやく際に使用する回線のことです。
つまり『上り』の速度が速いほど、データのアップロード時間が短くスムーズになるということです。
インターネット回線の下りとは?
インターネット回線で『下り(くだり)』とは、データのダウンロード速度のことです。
Youtubeで動画をみたり、メールを受信したり、ネットサーフィンで楽しんだりする際の回線のことです。
つまり『下り』の速度が速いほど、Webサイトの次のページに移動する時間が短くなったり、動画閲覧がスムーズになるということです。
結局、上りと下りどちらの速度を気にしたらいいの?
結論から述べますと、ほぼ99%の人は下りの速度を気にすればOKです。
残り1%の人は、TwitterやInstagramで1日100件以上の投稿をする人や、ユーチューバーをやっていて毎日動画を何件もアップロードしている人など、一部の特殊な人の場合で、これらに該当する人は上りの速度を気にすると良いでしょう。
1Gbps?758Mbps?結局どっちが早いの!?
ここまでの解説で、『ほぼ99%の人は下りの速度を気にすればOK』ということがご理解いただけたかと思います。
ただし、速度の単位を知っておかないと、どのサービスがより速いのか判断できないと思います。
例えば光回線やモバイルWi-Fiでよくみかける速度としては、『上り下り最大1Gbps!』や、『業界最速レベルの下り758Mbps!』という表示です。
このようにインターネットの速度は、『bps』(読み:ビーピーエス)という単位で表します。
その『bps』に、『K(キロ)<M(メガ)<G(ギガ)』というアルファベットを付けることで、より速い速度を表現します。
ちょうど1,000倍ずつで、アルファベットが変わる仕組みになっています。
速度の最小単位が、1bps
1,000bps = 1Kbps
1,000kbps = 1Mbps
1,000Mbps = 1Gbps
冒頭の『1Gbps?758Mbps?結局どっちが早いの!?』という疑問の場合、1Gbpsは1,000Mbpsのことですので、1,000Mbps>758Mbpsで、より速いのは1Gbpsなのです。
ウチの光回線、本当に1Gbpsの速度が出ているの?
自宅のインターネット回線の速度を測りたい際には、速度測定してくれる無料サイトを利用すると良いでしょう。
ここでは、オススメの無料速度測定サイトを2つご紹介します。
インターネットの速度が測れる無料サイト!
■Fast.com
ダウンロード(下り)の速度をテストしてくれます。
サイトを開けば測定が開始され、数秒で結果が出るので、直観的でとても分かりやすいです。
■速度.jp スピードテスト(回線速度・通信速度測定サイト) シンプル版
ダウンロードをアップロードの両方をテストしてくれます。
サイト中央の『スピードテストを開始する』をクリックして、結果が出るまで待つ必要があります。
快適なインターネット回線速度って、どの位必要なの?
インターネットを使って何をするかによって、必要な速度はちがってきます。
カップルやご家族で一つのインターネット回線を使用する場合、同時に1つのインターネット回線を使用するので、さらに速度が必要となります。
例えば、快適なインターネット接続には、↓以下のような速度が必要だと言われています。
安定した動画視聴 | 30Mbps以上 |
---|---|
オンラインゲーム | 100Mbps以上 |
ゲーム・動画以外 | 10Mbps以上 |
業界最速レベル!オススメの光回線
ここまでは、『インターネット回線の速度の単位(Mbps、Gbps)について』と、ほとんどの人はインターネットの『下りの速度を気にすれば良い』ことなどを説明してきました。
2024年4月現在で、個人が契約できるインターネット回線には、モバイルWi-Fi・光回線・ADSLなど、いくつかの種類があります。
その中でも、より速くて安定したインターネット回線を選ぶなら、ダントツで光回線だと言えます。
また日本は恵まれたことに、世界の平均接続速度「47.83Mbps」に対して、日本は「81.47Mbps」という、高速のインターネット接続が可能な国なのです。
※インターネットスピードテストサイト「SPEEDTEST.net」の2018年8月調べより抜粋
光回線の中でも、特に速くて安定している、大人気な光回線サービスを2つご紹介したいと思います。
2017年度の顧客満足度 第1位! 【auひかり】
日本に数ある光回線サービスの中で、2番目の高いシェアを誇る『auひかり』。
2017年度には、個人/法人ともに顧客満足度1位を取得するなど、高品質で人気のある光回線サービスです。
対応エリアは狭いが、日本最速レベル!! 【NURO光】
『どこよりも速い光回線にしたい!』という方には、下り最大2Gbps業界最速クラスの回線速度なNURO光がおすすめです。
まだまだ対応エリアが狭いのがネックではありますが、『利用者が少ない分、より安定して高品質の光回線サービスが受けられる』とも言えます。