ネット回線の営業ってウザいですよね。
断ってるのに何回もしつこく電話してきたり、いきなり家に来たり、ゴミみたいなチラシ入れまくったり…
このページでは、ネット回線の悪質ブラック業者の勧誘を完全撃破する方法を解説しました。
・悪質勧誘の手法
・悪質勧誘を100%断る、ピタッと止める方法
・契約しちゃった場合のキャンセル方法
みつかるネット編集部にいる、元悪質ブラック勧誘員がレクチャーする完全撃破マニュアル、必見です!
目次
超危険!悪質ブラック業者が使う3つの勧誘手法!
悪質ブラック業者は、電話・訪問・チラシの3つの営業手法を使っています。
ネット回線の悪質勧誘手法(1):電話
1つ目の勧誘手法は電話。
おそらく経験したことがある人も多い、ネット回線の営業電話。
ある日、知らない番号から電話がかかってきてネット回線の勧誘をされます。悪質ブラック業者のやり方で多いのが『詐欺まがいの営業トーク』で勧誘すること。
じつは、この地域のネット回線が変更になります。早く手続きしないとネット使えなくなりますよ?
無料なんですが、手続きの書類(別のサービスの契約書)を送るので、サインをお願いします!
NTTの人間と身分を偽ったり、モデム交換が必要(いわゆるモデム交換詐欺)といって別のサービスに乗り換えさせたり、今より安くなる(実際安くならないこともある)といって詐欺まがいのトーク術で契約させようとします。
中には契約するまでかけ続ける、しつこい悪質業者もいます。
ネット回線の悪質勧誘手法(2):訪問
2つ目の勧誘手法は訪問。
突然家にやって来て、ネット回線の勧誘をしてきます。
営業トークは電話と同じようなモノが多いですが、対面な分、断れない人も多くいます。「早く帰ってほしいから契約してしまった…」後悔する人も少なくありません。
ネット回線の悪質勧誘手法(3):チラシ
3つ目の勧誘手法はチラシ。
ポストにチラシを投函して、問い合わせしてきた人を勧誘する手法です。
この手口でタチが悪いのが、見た人に「これ、何か問い合わせしなきゃいけないやつかな…?」と勘違いさせるような内容になっていること。
ヒドイものになると、『●月●日までに問い合わせいただけない場合は、ネット回線が使えなくなる』といったことが書かれており、慌てて問い合わせるとダマすように契約させられることになります。
ネット回線やITに疎い人やシニア層が餌食になりやすい手法です。
【悪質勧誘の完全撃破マニュアル】しつこいネット回線の勧誘を100%断る方法・ピタッと止める方法
悪質ブラック業者の勧誘を100%断る方法・ピタッと止める方法をまとめました。
しつこい勧誘を100%断る方法
基本かつ重要なのが『無視・話を聞かない・ハッキリ断る』です。
少しでも話を聞くと、悪質ブラック業者からすると「あ、この人は押せばイケるわ。脈あり!いけるいける!」と判断されてしまいます。
やること | |
---|---|
無視 |
・知らない番号からの電話には出ない ・勧誘電話の番号を着拒にする ・アポなし訪問には出ない ・チラシは即ゴミ箱行き |
話を聞かない |
・相手にしゃべらせない ・「何の要件ですか?」と単刀直入に言うよう指示する ・グダグダしゃべるようなら電話を切る、追い返す |
ハッキリ断る | ・「いらない、2度と勧誘しないで」と断る |
上記表でまとめているように、無視・話を聞かない・ハッキリ断るをすれば、怪しいブラックな勧誘は100%断ることができるでしょう。
ただ、チラシだったら捨てれば済む話ですが、電話や訪問営業をズバーっと断るのはハードル高めに感じる人もいるかもしれません。
たしかに、断るのは大変です。
別記事「ネット回線の営業電話、かけてくるのは現代の奴隷達?!」でも書いている通り、
過酷な勧誘業務をしている無知でかわいそうな若者も多くいます。
お金欲しさに心を失っている人も多いですが、めちゃくちゃ怖い上司に脅されて必死になって電話したり、訪問営業してくる人も少なくありません。ちょっとかわいそう…
しかし、悪質ブラック業者で契約しても損するだけです。言われるがままに大量に有料オプションを契約させられて、あとで高額請求が来た…といった悲劇は避けたいところです。
「邪険にはしづらい、できない…」「話聞いてあげないとかわいそう…」という風に思っても、結果的に得をするのは悪質ブラック業者だけなので、お互いの時間を無駄にしないためにも、無視・話を聞かない・ハッキリ断るを実践するのがベストなのです。
ただし、どうしてもビシッと断りづらい…というような場合は、丁重にお断りした上で番号を着拒にして、この後解説している勧誘停止登録手続きをするのが良いでしょう。
勧誘停止登録をすれば、勧誘はピタッと止まる
しつこいネット回線の営業を止めるのに重要なのが、勧誘停止登録です。
ネット回線の勧誘がくる理由は3つ。
現在、何かしらの勧誘が来ている人は、いずれかの理由で電話などがかかってきます。
- 現在契約しているサービスの規約で、勧誘を受けることになってる
- 悪質業者が『怪しい名簿』をもとに勧誘している
- 手あたり次第勧誘している
このうち、(1)現在契約しているサービスの規約で、勧誘を受けることになってるの場合は、勧誘停止登録窓口に連絡すれば勧誘は止まります。
詳しい手順は、別記事「しつこいネット回線営業をピタッと止める方法」にも書いていますが、まずは勧誘を断りつつ、『何のサービスに勧誘しようとしているのか?』サービス名を聞き出しましょう。(例:ドコモ光やソフトバンク光、auひかりなど)
サービス名を聞き出せたら、然るべき窓口に電話します。
例えば、ドコモ光やソフトバンク光であれば、NTT東西いずれかの勧誘停止登録受付窓口に電話して、勧誘ストップ手続きをします。
窓口・電話番号 | |
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フレッツ光 ・光コラボ系 |
●NTT東日本 勧誘停止登録受付窓口 0120-849-994 平日9時~17時 |
●NTT西日本 勧誘停止登録受付窓口 0120-019-390 平日9時~17時 |
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auひかり |
●KDDI勧誘停止登録受付窓口 0077-777 平日9時~20時 |
NURO光系 |
●NURO光サポートデスク 0120-65-3810 平日9時~18時 |
「どの窓口に電話すればいいかわからない…」というような場合は、ちょっと手間ですが片っ端に停止登録をかければ勧誘をストップさせられます。
勧誘停止登録はけっこう効果的です。
ウザい勧誘電話がピターっと止んでストレスから解放される人も多くいます。
ただし、勧誘停止登録は、(2)悪質業者が『怪しい名簿』をもとに勧誘している、(3)手あたり次第勧誘しているには効果がありません。
現在では出所不明の名簿を使って勧誘するのはNGですが、悪質ブラック業者の中には出所不明な怪しい名簿を持っているところもあります。また「近隣の皆様にご挨拶してます」と言って手あたり次第に訪問したり、チラシをまく業者も少なくありません。
勧誘停止登録を行っても来る、断ってもしつこい場合はこういったトークが効果的です。※ちなみに勧誘停止登録は反映に1~2週間程度のタイムラグあり
これを言うだけで怪しい業者を撃退できます。
依頼主であるサービス提供元に怪しい名簿をもとに勧誘を行っていることがバレたら、代理店契約を切られるので、面白いくらいサーっといなくなります。※サービス提供元=勧誘してくるサービス
また、しつこい訪問などについては警察を呼ぶのも効果的です。いきなり警察を呼ぶのは色んな意味でハードル高いでしょうが、あまりにもしつこい・身に危険を感じるような場合は躊躇せずに呼んだ方が良いです。
ネット回線の悪質営業「断り切れずに契約しちゃった…」という場合、何とかしてキャンセルする方法はある?
このページをご覧になっている方の中には、「断り切れずに契約しちゃった…」と後悔している人もいるかもしれません。
悪質ブラック業者のやり方はえげつないので、『ユーザーが折れるまで勧誘し続ける』という方針を取っているところもあり、折れてしまう人も少なくありません。
ただし、あきらめない方がいいです。
契約内容によっては、大量の有料オプションやネット回線と関係ないサービスに申し込みさせられていることもあり、そういった場合には後日高額請求が来たりして金銭的に損害を受けることもあります。
工事前なら電話1本で無料キャンセルできる
万が一、「断り切れずに契約しちゃった…」という場合は、早くキャンセルした方が良いです。工事前(回線が開通する前)なら、電話1本で無料キャンセルできます。
申し込みした際に届く書面、SMSを見るとキャンセルする場合の問い合わせ電話番号が必ず書かれているので、そこに電話して「やっぱやめまーす」と言えば、すぐにキャンセルできます。
ネット回線の場合は、クーリングオフがありません。しかし、代替として電気通信事業法によって契約書の受領日から8日以内なら事業者の合意なしで契約を解除できる、と定められているので、「失敗しちゃった…」というような早い段階で契約キャンセルするのが良いでしょう。
書面で契約解除をする方法
キャンセルは電話1本でもできますが、「電話だと引き止められそうで怖い」「証拠を残しておかないと不安」という方の場合は、書面での契約解除もあります。
書面で契約解除を申し出る場合、以下の6点を必ず書きます。
- 記入年月日
- 電気通信事業法に基づいて初期契約解除を申し入れる、旨の文章
- 契約日
- 契約者名、契約者住所、電話番号
- 解約を希望するサービス名、お客様番号
- 契約者名のサイン、押印
この内容を書いた文章を簡易書留で送ります。
契約書面が届いて8日以内なら、この書面を送れば100%解約できます。この内容の書面が届いたら、事業者はいかなる理由があっても契約解除を受けなければいけならず、証拠も残るので安心です。
少し手間がかかるので、基本的には電話でキャンセルするのが1番良いですが、万が一の場合はこういった書面での解約もできることを知っていれば心強いでしょう。
まとめ:ネット回線の悪質ブラック業者・しつこい営業勧誘の完全撃破マニュアル!
このページでは、ネット回線の悪質ブラック業者の勧誘手法や撃退法について解説しました。
悪質ブラック業者は電話・訪問・チラシによる勧誘を行っています。事情を知ってる人は比較的簡単にやっつけられますが、何も知らない人はけっこうな確率でダマされてしまうこともあります。
そのため、どういった営業手法を使ってくるのか知っておくのは被害を未然に防ぐために非常に有効と言えるでしょう。
悪質ブラック業者の勧誘を断るのに重要なことは3つ。
- 無視する(電話出ない、訪問出ない、チラシ捨てる)
- 話を聞かない(話を聞くとしつこくなる)
- ハッキリ断る
簡単なようですが、悪質ブラック業者にとって話を聞いてくれる人=ターゲットになります。
押せば契約してくれるハズだッ!!
ひどい悪質業者になると、契約するまで電話をかけ続けるようなところもあるので、話を聞かずにさっさと断ってしまうのが非常に重要になります。
そして、もっと重要なのが勧誘停止登録をすることです。「必要ありません」と断るだけだと、しつこく勧誘が続いたり、別の業者から勧誘が来る可能性もあるため、「二度とネット回線の勧誘が来ないで欲しい!」という人は忘れずに勧誘停止登録をするようにしましょう。
勧誘停止登録自体は5分もあれば完了します。「停止登録したら、ピタッと勧誘来なくなった!」という人も多いので、やるだけやってみる価値はあるでしょう。
また、万が一間違って契約してしまった…根負けして契約してしまった…という場合は、工事前なら無料キャンセルできます。契約後に届く書面やSMSに記載されている電話番号に電話して「やっぱりやめます」と言えば無料キャンセルできるので、あとで後悔しないよう早くキャンセルするのをオススメします。
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