光回線を解説

【なんでかかる?】光回線の工事費の内訳と、実質無料のカラクリ!!

これから『光回線を契約するぞ!』という人にとって、悩みの種のひとつは『回線工事費が掛かること』ではないでしょうか。

光回線の工事費の相場は2~3万円といわれています。

例えばあなたが新卒1年目の新社会人だと仮定して、初任給は16.1万円(月収)から2~3万円の支出をしなければならない…これはできることなら、払わずに済ませたい金額だといえるでしょう。
厚生労働省発表『平成28年賃金構造基本統計調査結果』より抜粋

しかし光回線を使うために、回線工事はかならず必要な作業です。

しかもせっかく自分で選んだプロバイダーや光回線サービスですから、工事費の内訳にも納得してお金を払うのが望ましいでしょう。

これまでは「契約するんだからしょうがない」と考えてお金を出していた方も、「なんでこんなに高いんだろ~…まぁいっか」とあきらめていた方も、ぜひこの記事を読んで、納得した上で回線工事費を出していただければ幸いです。

なぜかかる?回線工事費の内訳

まず、光回線の工事費の相場は『2~3万円』です。

この2~3万円の内訳はどうなっているのか、調査してみました。

例えばGoogle検索で、『光回線 工事 内訳』と調べてみると、フレッツ光(NTT西日本)の公式情報がありましたので、以下に転記してみます。

【例:戸建てタイプのフレッツ光回線サービスの場合】

●工事費合計:18,000円

●内訳:
基本工事費 4,500円
交換機等工事費 1,000円
屋内配線工事費 10,400円
回線終端装置工事費 2,100円
※別途契約料必要(+800円)

…と、このように専門用語がならんでしまっており、「結局、なににお金がかかって1.8万円なの!?」と困ってしまう方がほとんどなのではないでしょうか。

この専門用語を1つ1つ解説して、さらに細かい内訳説明を読みたい方は少ないと思いますので、ごくシンプルにまとめたいと思います。

まず結論をお伝えしますと、回線工事とは同時に複数の人数で行うため人件費がかさんでコストが高いので、結果お金のかかる作業となっています。

具体的な工事内容としては、電柱にある光ファイバーを家の中へ引き込む作業をしますので、電柱から光ファイバーを家にむかって伸ばす人と、家の中から光ファイバーを引き込む人とで、工事担当者が最低2名必要となります。

さらに工事する電柱付近の交通事情によっては、片側の道路を一時的に通れないようにふさいでおく交通整理の担当者が1名必要となり、その場合さらに人件費がかさむのです。

このように人件費がとても掛かる光回線の工事ですが、光回線加入者は全員一律の工事費が請求されます。

もちろんお住まいの環境によっては、回線工事がすんなり20分で終わる場合もありますし、工事が難航して2-3時間掛かってしまった…というケースもあります。

そのような環境のちがいもありながら、加入者全員一律に、工事全体で2~3万円請求されるのに疑問がのこる方もいるかもしれませんが、加入してくれた全員に一律価格で高品質な工事を提供するために、この価格設定になっているのではないでしょうか。

工事費『実質無料』のカラクリ

数年前までは、光回線の加入時には工事費無料が当たり前で、サービス各社が『工事費無料!』『3か月間・月額無料!』など、お得なキャンペーンで競い合い、たくさんの顧客を獲得してきました。

しかし加入数カ月で解約してしまう人や、不正申込が相次いだため、現在はほとんどの業者が工事費を必ず請求し、最低2年間の契約期間を設けています。
※違約金を支払えば、早期解約可

光回線サービスの広告で『今なら工事費無料!』『このページ限定で初期費用無料!』と掲載されていることがありますが、実際は無料にはなりません。

『工事費無料』と記載されている文章の注意点を、全文よくよく読んでみると、「ただし~は除く』『~の場合は~」と細かい条件が記載されており、月々の割引で、長期契約を結んだ場合に工事費が実質無料となる仕組みになっています。

結局のところ、『長期契約をする人限定で、工事費にあたる金額を毎月割引しますよ」というのが、工事費実質無料のカラクリなのです。

光回線サービスは長期契約こそメリットが生じる

先に記載したとおり、「長期契約をする人限定で、工事費にあたる金額を毎月割引しますよ」というのが、光回線業者の行っている『工事費無料』のカラクリです。

逆にとって考えますと、光回線サービスというのは長期契約をするからこそ工事費が実質無料の割引を得られるようになっていると言えます。

もし短期解約をしてしまうと『違約金』が発生してしまうので、ほとんどの方は契約更新月での解約(違約金のかからない月に解約すること)を選ぶのではないでしょうか。

日本国内では、今や2人に1人は光回線を契約しています。
※総務省H28年情報通信白書より情報抜粋

つまり光回線サービス各社の顧客獲得競争は、予想以上に激しいのです。

『工事費実質無料!』の例のように最低契約期間を設定していることで、光回線サービス各社としては、自社を長く使ってくれるユーザーを安定して獲得できます。

顧客数が安定して企業の利益があれば、回線サービス各社は自社のサービス品質をよりよくしたり、新しいサービスで顧客満足度を上昇させることに注力できます。

長期契約をするからこそ、月額割引で工事費実質無料もかなうのが光回線サービス。

2年間程度は、急な引っ越しの予定もなさそうだ」という方なら、ぜひ長期契約で割引してくれる光回線サービスを選んでみるのが望ましいといえるでしょう。

日本のインターネットは、高品質・低価格!

光回線各社は激しい顧客獲得競争をしながらも、『今日よりもっと速く、さらに安定した光回線サービスをたくさんの人に届けよう!』と、日々より低価格で高品質な光回線を提供しています。

ちなみにインターネットが生まれた国アメリカでは、ネット料金は月額9,000円が相場です。

日本では光回線が月額5,000円しない程度が相場ですから、ほぼ倍のコストがかかることになります。

アメリカは日本の倍の速度で、ネット回線がサクサクなの?」と疑問をもって調べてみましたが、BBC(イギリス公共放送局)の発表によると、そんなことは全くなく、むしろ『地方によっては高い料金でひどく遅いインターネット回線を、泣く泣く契約している』という情報が書かれていました。

アメリカのネット料金が高い理由は、そもそもアメリカ国内にプロバイダーが少ないこと、さらに地方だとプロバイダーが1つか2つしか選べない状態であること、つまり選択肢が少ない独占市場になってしまっているので、高い月額料金でも払わざるを得ないことが書かれています。

さらに日本の平均速度と比較しても、アメリカは1/15の遅さで月額料金も倍以上かかるのですから、日本国内の光回線各社が、いかに企業努力を重ねて高品質で低価格な光サービスを提供してくれているのかが、改めてわかるニュースでした。

光回線の工事費2~3万円は決して安くない金額ですが、「ここだったら長期契約したい!」と思える光回線サービスを選んで、ぜひ長く大事につかっていただければと思います。

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