ドコモ光を使っていると、動画が停止してしまったり、ゲームでタイムラグが発生するなど、速度が遅くてストレスを感じる場面があるかもしれません。
この記事では、そんな速度が遅くて困った場面を想定し、自宅で簡単に行えるトラブルシューティングなどを解説しています。
目次
ドコモ光の遅いを改善!
ドコモ光を使っていて、ネット回線の速度が遅いと感じた場合、すぐさまサポートに電話しなくても、自宅で簡単にできる対処方法で、あっさり改善する場合があるかもしれません。
では実際にドコモ光を使っていて「遅い!」と感じた時に、どのような対処方法があるのか解説していきます。
(1)配線確認、ちょこっと掃除
モデムやルーターの配線が抜けていないか、配線確認を行いましょう。
同時に、ほこりが厚く積もっている場合、機器に熱がこもって正常に動作しなくなる可能性も考えられるため、簡単に掃除しておくのもオススメです。
(2)機器のリブート
配線抜けも見当たらず、接続が遅くて困る場合には、モデムやルーターなどの機器のリブート(再起動)がオススメです。再起動は、コンセントを抜いて5分ほど待ってから差し直すのが良いでしょう。
(3)ダメなら問い合わせ
接続確認やリブートでも解決しない場合は、別記事「ドコモ光の問い合わせ先のすべて」に記載しているプロバイダの問い合わせ窓口や、ドコモインフォメーションセンターへ聞いてみるのが良いでしょう。
●ドコモインフォメーションセンター
電話番号:0120-800-000
ドコモ携帯から:151
営業時間:9時~20時(年中無休)
つながらない・接続が切れる場合は、障害情報もチェック
つながらない・接続が切れる場合は、なんらかの障害が起きているかもしれません。
障害が疑わしい場合は、ドコモ光の障害情報ページや、契約しているプロバイダの障害情報ページを確認してみるのが良いでしょう。
プロバイダやドコモ光側で障害が起きた場合は、私たちの側で出来る対処はありません。そのため、障害が解決されるまで待つ必要があります。
速度が出ない原因はプロバイダがゴミだから!?
配線確認や、機器のリブート(再起動)など、一般的なトラブルシューティングを行っても速度改善がみられず遅い場合は、そもそもプロバイダ選びに失敗している可能性が考えられます。
そもそもプロバイダとは、インターネットに接続するときの入口になってくれる接続業者のことで、プロバイダ次第で接続スピードに差が出ます。
速度が出やすいのは、『IPv6プラス』に対応しているプロバイダです。
「IPv6プラスに対応していないプロバイダはゴミ…」とまではいいませんが、同じようにネット回線の料金を支払う以上、IPv6プラス対応している速いプロバイダを選ぶ方が良いと言えるでしょう。
プロバイダはIPv6プラスに対応してる?
ドコモ光で速度を出すなら、プロバイダが『IPv6プラス』に対応していることが重要です。
ドコモ光では、速度が出やすいIPv6プラス(IPoE)に対応しているプロバイダと、非対応のプロバイダに分かれます。そのため、IPv6プラス非対応のプロバイダでは速度が残念に感じることが多いかもしれません。
ドコモ光全プロバイダのIPv6プラス対応状況をまとめました。
プロバイダ名 | IPv6プラス対応 | サービス申込 |
---|---|---|
GMO とくとくBB |
〇 | 不要 |
DTI |
〇 | 必要 |
@nifty |
〇 | 不要 |
OCN |
〇 | 必要 |
TikiTiki | × | – |
Plala | 〇 | 不要 |
BIGLOBE | 〇 | 不要 |
ic-net | 〇 | 必要 |
andline | 〇 | 必要 |
hi-ho | 〇 | 必要 |
ドコモnet | 〇 | 不要 |
タイガース ネット |
〇 | 必要 |
SIS | 〇 | 必要 |
SYNAPSE | 〇 | 必要 |
excite | 〇 | 必要 |
Rakuten ブロードバンド |
〇 | 必要 |
@ちゃんぷる ネット |
〇 | 必要 |
@TCOM | 〇 | 不要 |
エディオン ネット |
× | – |
@ネスク | × | – |
01光COARA | × | – |
TNC | × | – |
WAKWAK | 〇 | 不要 |
多くのプロバイダがIPv6プラスに対応していますが、その中でも人気があるのはIPv6プラスの利用にあたって面倒な申し込みのいらない『GMOとくとくBB』や『@nifty
』です。
ドコモ光最速プロバイダは、GMOとくとくBB
IPv6プラス対応+申し込み不要なプロバイダで、1番オススメなのがGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBでは、他のプロバイダよりも高性能な無線LANルーターを無料レンタルできます。実際、大手回線速度測定サイト『みんなのネット回線速度』で公表されているデータをみると、GMOとくとくBBはドコモ光プロバイダの中で、飛びぬけた平均速度(221.85Mbps)が出ています。
プロバイダ | 平均速度(下り) | |
---|---|---|
1位 | GMOとくとくBB | 221.85Mbps |
2位 | OCN | 165.76Mbps |
3位 | ぷらら | 163.16Mbps |
4位 | BIGLOBE | 144.31Mbps |
5位 | @nifty | 111.1Mbps |
また、GMOとくとくBBのホームページには『速度に自信あり!』とでかでかと書いており、万が一100Mbpsを下回った場合、100円相当のポイントがもらえるユニークな速度保証制度もあります。
もしも「ダメそうなプロバイダにしちゃった…」という場合には、3,000円の事務手数料+プロバイダによっては違約金がかかる可能性がありますが、プロバイダ変更も可能です。
なお、「速度に自信あり!」のドコモ光×GMOとくとくBB特典・キャンペーンについて詳しくは、別記事「ドコモ光のプロバイダ、GMOとくとくBBの特典・キャンペーンを超解説!」でも解説しているのであわせてご覧下さい。
ガチの速さを求めるなら、ドコモ光はビミョー??
別記事「ドコモ光に新登場した10ギガプランとは?」で解説している通り、ドコモ光には最大10Gbpsの『ドコモ光10ギガプラン』もあります。
圧倒的スペックの10ギガ回線ですが、今はまだビミョーかもしれません。と言うのも、ドコモ光10ギガプランは東京/名古屋/大阪の戸建限定の提供で使えるエリアが非常に限定的です。
また、速度をしっかり出すためにはPCのLANカード交換(10GBASE以上)したり、LANケーブルをカテゴリ6A~8に交換したり、IEE802.11ax(Wi-Fi6)対応ルーターや子機の導入を検討する必要があります。
ドコモ光は別に遅くてビミョーな回線というワケではありませんが、「ネット回線、もっと速度出て欲しい…!」という場合は、別記事「本当に速度が速いネット回線TOP3」で解説しているような速度に定評のあるサービスに乗り換えてしまうのも良いでしょう。
サービス名 | 最大速度 (平均速度) |
|
---|---|---|
1位 | NURO光 |
下り最大2Gbps (平均463.87Mbps) |
2位 | auひかり |
最大1Gbps (平均361.69Mbps) |
3位 | ソフトバンク光 |
最大1Gbps (平均247.77Mbps) |
速いネット回線なら、NURO光(平均463.87Mbps)がオススメです。
NURO光は北海道/関東/東海/関西/中国/九州地方(一部地域を除く)に対応、月額2ギガ(3年契約プラン)5,200円~(戸建・マンション共通)、最新規格のWi-Fi6対応の高性能無線LANルーターやセキュリティが無料で利用できます。
NURO光などに乗り換えるのもアリかも…
回線の乗り換えとなると解約金などもあるのでハードルが高めですが、NURO光では45,000円の高額キャッシュバック(NURO光公式特典・キャンペーン)をもらえるので、多少の解約金ならチャラにすることも可能です。
まとめ
ここまで、ドコモ光が遅いと感じた場合の対処方法を解説してきました。
まず、ドコモ光を使っていて遅いと感じる場合には、配線確認や機器のリブート(再起動)、ドコモ光やプロバイダ側の障害情報の確認をするのがオススメです。
しかし、そのような確認をしてみても遅さを感じるような場合には、プロバイダ選びで速度に差がついているのかもしれません。
ドコモ光の速度は、プロバイダ次第で大きく差がつく場合があるため、これからドコモ光を契約しようと考えている方には、速度が出やすいと定評があるGMOとくとくBBが1番オススメです。
なお、そもそも速度重視でネット回線を選ぼうとされている方には、世界最速クラスの下り最大2Gbpsの速度が出るNURO光の導入検討をオススメします。